設計事務所に依頼すると高い?

設計料は工事費に対する料率で決める場合が多いので、設計料を高くするために工事費の掛かる設計をするのではないかと
誤解されがちですが、まず予算を決めてのスタートとなりますので、建築士はそれに合わせた設計を致します。
設計事務所に頼むから高い予算が必要なんて事もございません。
特に設計業務は、住まい手にとってより良くなる様に、様々な努力を致します。営業費や広告費など必要としませんので、
ご予算を100%自分の家の為だけに使う事が出来ます。

工事監理に関しましては、住まい手の立場で行います。
工事費の中で利益を出す必要が無いので、予算以上の付加価値を持った住宅になる様に細かな部分まで監理し、努力致します。
設計・監理をする人間と直接話が出来て、信頼関係を持ちながら家づくりが進められる事が個人事務所の強みとも言えます。



●設計・監理料金

一般住宅(新築)の場合、工事費の10%程です。

敷地の調査から始まり、法令上の調査、役所関係との協議、設計図の作成、模型製作、スケッチパース制作
建築確認申請、工事業者選定の助言、見積書チェック、工事が図面通り行われているか確認・報告、施工図面作成
心地良い家になる為の工夫や努力・・・等

これらの業務を約1年掛かりで行います。
工事費の1割の金額で、計画から完成までの長期にわたる家づくりの良きパートナーもしくは、総合的コンサルタント
を雇うとご理解下さい。すべて住まい手の立場で考え、より良い家づくりになるよう尽くさせて頂きます。

その中で様々な経費が掛かることから、
委託契約成立時に30%をお支払い頂きまして設計をスタートし、
実施設計終了時に30%
棟上時に30%
工事完了時に残り10%という分割形式でご入金頂いております。

各%やお支払いのタイミングや回数は相談に応じて変更も可能です。

※工事費が2000万円以下の場合は、一律200万円とさせて頂きます。(新築物件の場合)
 何故かと申しますと、長期にわたる設計・監理として行う作業が規模的に小さくなっても変わらないという理由からです。
 例えば1500万円の新築住宅の場合、その10%は150万円となり、約1年に及ぶ業務として厳しい金額の為、
 どうしても少し料金を高く設定する必要があります。

※リフォームや増改築の場合は、規模や掛かる期間がそれぞれですので、別途ご相談させて頂きます。
基本的にはご予算に応じさせていただきますのでご相談ください。



●設計監理料に含まれない費用

・地盤調査費用
・敷地測量費用(必要な場合のみ)
・建築確認申請等、各種申請手数料(印紙代)
・特殊建築物の場合の構造設計料
・建築地が遠い(50km以上)の場合は、交通費及び、有料道路料金



●Q&A

Q:坪いくらですか?
A:坪いくらという表現は、解りやすいようで難しい表現です。
  ご予算と希望によって出来上がった住宅が、結果的に坪いくら掛かったと計算する事は出来るのですが、
  物件ごとに規模や仕様、予算や希望が違う為「うちで建てると坪いくらですよ」とは、なかなか言い切れないものなのです。
  「ここにはお金掛けたいけど、この部屋は簡素で良い」という希望もあれば「小さくなっても、天然素材を使いたい」
  という希望もあります。
  こだわる部分は人それぞれなので、出来る限りこだわり部分は尊重するようにご提案致します。

  とは言え、目安がないと解りにくいと思いますので、ご参考までに坪60〜80万円で計画する事が多いです。
  規模や仕様によって60万円以下になる事も80万円以上になる事もありますが、相談しながらより良くなるよう努めます。
  特に住宅の場合、小さくなると坪単価は上がり、大きくなると坪単価は下がります。



Q:なぜ小さい家は坪単価が上がり、大きい家は坪単価が下がるの?
A:住宅の場合、キッチンとトイレとお風呂は必ず必要になります。
  この水廻りに掛かる費用が、それ以外の部分より設備器機分、高く掛かると考えると解り易いかと思います。

  例えば水廻りを合計して7坪で700万円掛かるとします。
  水廻り以外の部分(LD、寝室、子供室・・・等)を坪60万円で建てると想定すると・・・
  25坪の家の場合:1780万円(坪71万円)
  50坪の家の場合:3280万円(坪65万円)となります。



Q:キッチンや家具はオプションですか?
A:オプションという概念がないのです。
  家の打ち合わせは、決まった何種類のパターンから選ぶとイメージされる方が多いのですが、
  基本的に何も無い状態から、一緒に考えていくカタチとなります。
  ですので、土地のカタチや景色などを活かした計画、趣味や使い勝手を考えた計画など、
  全て自由に1からつくって進めます。打ち合わせが多くなるのは、そういった理由からです。
  完成時は、テーブルやソファやベットなどの持込家具を引っ越して頂ければ、
  そのまま暮らせる程度まで揃っている状態での予算組みとなりますのでご安心下さい。



Q:予算が本当に少ないので建築家に頼むなんて無理ですよね?
A:そんな事は決してありません。
  ご予算は限りがあるものです。まずは相談してみてください。
  たとえ小さい家だとしても、建築士の工夫次第でとても豊かな心地良い住宅にする事が出来ます。
  安価な材料を使用したとしても、デザインの仕方で魅力的に見せる事も出来ます。
  私自身、一見チープに見える材料をデザイン・設計の力で美しく見せている椅子に感動した事があります。
  逆に建築士としての腕が鳴ります。超ローコスト住宅挑戦者募集中です。



Q:設計料って必要ですか?
A:たしかに工事費の10%程度の設計料が掛かるので、決して安くは無いのかもしれません。
  しかし家を建てる場合、必ず資格ある建築士が図面をひき、監理しなければなりません。
  それはどこに依頼したとしても同じです。
  もちろんその業務には給料などの費用が掛かっているので、その費用を明確に提示しているか、いないかの違いです。
  限りある予算が、何に使われているのか不明確にはしたくありません。

  とくに設計事務所の場合は、自分の設計したものを愛し、限界まで素晴らしいものに仕上げようと努めます。
  早く終わらせて少しでも利益を上げようという体制とは、まるで逆の考え方なので、住む人の事を一番に考えます。



Q:建築家に依頼したら、自分達の希望を聴いてくれないのでは?
A:基本的に最初の打ち合わせで、希望を全て伺います。
  そこでお伺いした希望をもとに計画を始めますので、希望を聴かないという事は、まずありません。
  しかし、全て希望通りのカタチにするというのも少し違います。
  予算の配分はもちろん、客観的に見た生活スタイルからご提案する事があります。
  建築士は一日中建築や人の暮らしぶりについてばかり考えております。生活動線や光の入り方、風の流れまで考えて
  暮らしのプロとして「こうしたらもっと心地良く暮らせる」と思いもよらぬ提案をする事もございます。

  もちろん綿密な打ち合わせとプレゼンを重ね、住まい手が納得のいくカタチになるまで計画を続けますので
  建築士が押し付ける事はありません。あくまで一緒に「家づくり」を進めます。


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